デジタルサイネージで広告に必要な料金

お店や企業、商品などの知名度アップのために、デジタルサイネージを活用した広告展開を検討している方も多いのではないでしょうか。宣伝効果を高めるためには、できるだけ多くの人が集まる場所に広告を展開したいもの。しかし、ここで気になるのが広告出稿にかかる費用ではないでしょうか。
今回はデジタルサイネージを広告媒体として活用し、プロモーションするために必要なコストの内訳と、具体的な料金相場について詳しく解説していきます。

デジタルサイネージとは交通広告や、株式会社の案内、屋外広告、交通の情報発信、商業施設、などに導入されているデジタルの媒体を活用したポスターのようなものです。近年では新しいメディアとして紙媒体とは異なりターゲットの特徴に合わしたマーケティングをできたりデーターを集めることができるシステムになっているので様々なスペースで利用されている非常に期待されている広告のサービスになります。

デジタルサイネージ

デジタルサイネージ|広告掲載にかかる費用

デジタルサイネージを活用した広告展開のなかで、もっとも高い比率を占めるのが広告掲載にかかる費用です。

一般的にデジタルサイネージは駅構内や電車内、さまざまな施設内などに設置され、広告コンテンツを流すのが一般的です。

今回はそれぞれの掲載場所に分類し、どの程度の広告料金がかかるのか、一例をもとに紹介します。

デジタル

駅構内の広告掲載料金

一口に駅構内といっても、立地や乗り入れ路線の数、鉄道会社によっても利用客は異なります。

当然のことながら乗降客数が多い駅ほど広告掲載料金は高額で、乗り降りする客層なども見極めながら広告展開するエリアを検討しなければなりません。
たとえば、日本でもっとも乗降客数が多い新宿駅の場合、東口通路にあるデジタルサイネージ8枚に15秒の広告を1ヶ月放映すると、約40万円の広告掲載料金が発生します。

東京駅や渋谷駅、新橋駅など、都心部にある主要駅の広告掲載料金はいずれも20〜40万円程度が相場となっています。

さらに駅に使われているデジタルサイネージについて詳しく知りたい方はこちらへ

デジタルサイネージの設置場所
駅のデジタルサイネージの活用方法

電車内での広告掲載料金

最近では車内にもデジタル液晶パネルが設置され、動画によるCMが放映されるようになりました。車内での移動中は自然と多くの人が目にするため、駅構内への広告掲載料金よりも高額に設定されている傾向にあります。

たとえば山手線の車内に15秒のスポットCMを1週間にわたって放映する場合、200~300万円の放映料が発生します。30秒のロングCMや、数カ月間にわたって放映する場合は数千万円の放映料となることもあり、極めて高額な広告掲載料金といえるでしょう。

さらに、山手線だけではなく中央線や京浜東北線、京葉線など、都心部を走るJR全線に広告を展開するとなると数億円の広告掲載料金となることも。

これらはあくまでも車内にあるデジタルサイネージに掲載する料金のみなので、通常の車内広告なども含める場合はさらに高額となります。

公共施設内での広告掲載料金

交通機関だけではなく、さまざまな人が集まる施設内においても広告掲載が可能なところがあります。

たとえば市役所に設置してあるデジタルサイネージも典型的な例といえるでしょう。

地元の人が多く集まる施設であることと、公的な施設であることから比較的広告単価は安く、数千円〜数万円程度で掲載できます。
交通機関の広告は資本力のある大企業が中心となって展開されていますが、ほとんどの顧客が地元住民である飲食店や中小企業は、公共施設内で広告を展開しているケースが多い傾向にあります。

ちなみに、最近ではタッチパネル式のデジタルサイネージを施設内に設置する自治体も増えてきており、外国人が多い観光地などは日本語だけではなく複数言語に対応したガイダンスも可能です。

他の記事では、さらに詳しくデジタルサイネージが公共施設やどのような場所に設置されているのかなどをご紹介しています。

デジタルサイネージの活用事例

デジタルサイネージ|コンテンツ作成の費用

請求書

デジタルサイネージを広告媒体として展開する場合、あらかじめ放映するコンテンツが決まっていれば広告掲載料金以外にかかる費用はありません。しかし、初めて広告を展開する企業や、これまでオフライン広告がメインだった企業の場合は、デジタルサイネージ用のコンテンツを新たに制作しなければなりません。
もちろん、自社にコンテンツ制作のノウハウがあれば問題ないのですが、自社での制作が難しい場合はコンテンツ制作を専門に受託している会社へ依頼しなければなりません。映像制作にかかる費用は幅広く、アニメーションやCGを多用した作品になると数十万円以上のコストがかかることも。商品を撮影してナレーションや簡単な加工のみで良いのであれば、数万円程度で済むケースもあります。
まずはどのようなコンセプトのCMにしたいのか、企画や構成などを入念に検討したうえで相談してみましょう。もし企画の段階から対応が難しい場合は、それも含めて相談に乗ってくれる制作会社を探してみましょう。

デジタルサイネージの本体にかかる費用

デジタルサイネージ

デジタルサイネージ広告は多くの場合、街頭や交通機関、施設内などにハードウェアが設置されているため、自前で用意する必要はありません。

しかし、たとえば自分自身が経営するお店や会社の前にデジタルサイネージを設置して広告を展開したい場合も想定されます。当然のことながら、このような場合は自前でデジタルサイネージを用意する必要があります。

一般的に屋外用の大画面デジタルサイネージともなれば、100万円を超えるコストがかかるケースも多く、導入段階で莫大な費用がかかってしまいます。

小規模店舗の場合は、お店の軒先に小型のデジタルサイネージを設置することから始めてみるのもおすすめです。

サイネージは時間に合わせた広告をできるようにサービスも向上しており、会社の商談の資料を見せる際にも使われています。
テレビ業界が衰退する中、駅のホームや屋外ビジョンなど全国のあらゆる空間でお客様が目に取れるというのが強みになっています。

サイネージの購入を検討している方はこちらへ
https://droots.inc/

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